【S36最終9位(R2056)】終焉バドコライ
ふぉーすです。
SVシングルではテラスタルに苦戦していて最終2桁が取れずにいましたが、なんと最終2桁すっ飛ばして最終1桁が取れました。???
当然構築も過去イチ強かったので、記事に残します。
レンタルは2度目のレギュI終わるまでは残します。黒バドのA個体値高めです。ごめんなさい。
12/6追記
・ガオガエンのフレアドライブのPPを増やしました(身代わり妖テラスムゲンダイナ意識)。
・テツノワダチの調整を変更しました(個体紹介参照)。
・ヌチゲモ(偽物)をヌチゲモ(本物)に差し替えました。

構築経緯
![]()
眼鏡黒バドレックスを使いたい、からスタート。受けられるポケモンが非常に限られているかつスカーフやS上昇特性を除き環境最速であるため、最終的にどの技を通して勝つか、という試合の見通しをつけやすいところに惹かれた。
![]()
眼鏡黒バドレックスを使う上で、相手のテラスを見るために引き先となったり、こだわる技を変えるためのクッションが不可欠となった。そこで、相手の黒バドレックスを主とする特殊ポケモンに対する行動回数と、相手が物理でも威嚇によって自分のアタッカーに行動保障を付加できることを評価し、ガオガエンを採用した。
![]()
次に2匹目の禁伝の選定だが、黒バドレックスとの攻めの相性が良すぎるコライドンにすぐに決まった。黒バドレックスのアストラルビットの一貫を切ってくるノーマルor悪タイプ・テラス(特にアルセウス・ディンルー)に対して後投げから切り返せて、またコライドンを受けられるポケモンや炎・格闘技を受けるためにテラスを切ったポケモンにはアストラルビットが一貫する。持ち物は、相手のパオジアンや黒バドレックスに対する安定性や、コライドンを受けられるポケモンに対し蜻蛉返りを合わせて黒バドレックスの火力を押し付ける動きが非常に強力であることから、こだわりスカーフで採用。
![]()
次に、ホウオウを主とする受け寄りの構築を崩すために、シルクのスカーフ持ちのアカツキガチグマ(ヌチゲモ)を採用。
![]()
ここまでの4匹で勝てないのが、主にキラフロル絡みの構築全般とトリックルーム下の白バドレックスであった。特にキラフロル+ノーマルアルセウス+黒バドレックスのような構築にはガオガエンではどう頑張っても勝てないが、当たる頻度が高いので、別の選出を用意する必要があった。いくつかのポケモンを試したが、バドコライ+毒菱を回収できるクッションのような選出ではあまりうまくいかず、対面的な動きをした方がよいと感じたこと、そしてその場合バドコライが相手の襷ポケモンで止まらないようにステルスロックを絡めたいと感じた。その結果、最終的には襷テツノワダチを採用した。
![]()
最後に、トリル白バドレックス対策と、毒菱+ノーマルアルセウスへの第二の選出の選択肢を兼ねて、厚底ブーツラウドボーンを採用した。ただし、この枠は要検討である。
コンセプト
・相手のポケモンのテラスや型を予想しながら、スカーフコライドンか眼鏡黒バドレックスの技のどれかの一貫を作ることを目標に試合を組み立てる。
・コライドンやガオガエンの蜻蛉返りによって即負けにならない選択を続けつつ、じわじわアドバンテージを重ねる。一方で不利になったときや容易に相手の行動が読めそうなときは攻めの選択をとり、安定択と攻め択をきっちり使い分ける。
・受け構築に対しては、シルクヌチゲモ+眼鏡黒バドレックス+コライドンという世界の終焉レベルの火力をぶつけて気持ち良く勝つ。
個体紹介

コライドン@拘りスカーフ
テラス:炎
実数値:203(220)-205(252+)-136(4)-*-122(12)-158(20)
調整意図:
A:特化
H:余り(気持ち程度にゴツゴツメット意識の6n-1)
破壊神その1。
コライドンを受けに来るポケモンは霊獣ランドロスとヘイラッシャがほとんどだが、前者は蜻蛉返りを合わせて黒バドレックスを着地させることで崩す。後者も同じ動きもしくはインファイトで削って眠るを押させてから黒バドを出すことで、次サイクルで崩すことができる(インファイトで残飯2回込み確3がとれるが、晴れターンとPPに注意)。
前期の上位に鉢巻コライドンが多く、体感でもマッチングするコライドンは鉢巻とダイスがほとんどであったため、スカーフは環境に向かい風なのかと思っていたが、少なくとも今シーズンに関しては通りがよかったように思える。特に、毒菱+残飯黒バドレックス構築に対して、身代わりさえ残させなければ死に出しコライドンで黒バドレックスを縛れるのが偉かった。また、黒バドレックスが行動保障を持たない眼鏡型で採用しているため、テラスをそこまで必要としないスカーフコライドンにテラスを切らずに黒バドレックスにテラス権を譲れるのも噛み合っていた。
テラスと技に関してはこれが結局最強で変更の余地なし。
調整に関しては、耐久振り黒バドレックスやヘイラッシャへのダメージを優先してA特化としたが、ノーマルアルセウスに対する行動回数を確保するために、火力を削ってさらに耐久に回すのももしかするとアリかもしれない。

黒バドレックス@拘り眼鏡
テラス:地面
技:アストラルビット/サイコキネシス/草結び/テラバースト
実数値:175-*-101(4)-217(252)-120-222(252+)
破壊神その2。
コライドンを受けにきたランドロスやヘイラッシャに対して投げ、この4つの技を受けられるポケモンはほぼ存在しないので、通りそうな技を打ったら相手は死ぬ。
地面テラスはミライドンへのびっくりテラスとして知られるが、今の環境では地面テラバーストを半減以下で受けられるポケモン・テラスが少なく一貫性が高いこと、コライドンが誘う炎テラスに対して強いこと、アルセウス・ハバタクカミ・オーロンゲの電磁波をカットできることなど強みだらけであり、ガンガンテラスを切った。特に電磁波無効は、フェアリーアルセウスを崩すために不可欠な要素であった。パオジアンには弱いが、スカーフコライドンとガオガエンでどうとでもなる。
努力値は、各アルセウスへのダメージを最優先してCSぶっぱ。サイコキネシスならH振りアルセウスに確定2発が取れるし、草結びでもギリ受けられないくらいの火力が出せる。
最終日は同速と思われるミラーで勝敗が決まるシーンが3回ほどあったが、珍しく全部勝った。

ガオガエン@突撃チョッキ
テラス:フェアリー
技:フレアドライブ/はたき落とす/蜻蛉返り/地均し
実数値:202(252)-135-111(4)-*-156(252+)-77 ※S個体値25
調整:
HD:特化(C217黒バドレックスの+2抜群テラバーストを確定耐え)
S:ミラー意識で少し遅めかつディンルーの上は取りたいライン
チョッキガオガエンは黒バドに対する性能はピカイチであるものの、ステルスロックに弱く、物理ポケモンには受け出す余裕がない、というのが使う前の印象であった。しかし、コライドンと黒バドレックスの圧のおかげでステロを撒く隙は意外と与えず、撒かれた場合でも残数・HPともに有利な展開になりそのまま押し切れることが多かった。また、確かにコライドン等の高火力物理ポケモンに受け出すことは厳しいが、威嚇さえ入れれば後続の行動保障を作れるので、低耐久・行動保障を持たない黒バドレックスとの相性が良かった。
相手の黒バドレックスに交換読みで悪巧み→地面or格闘テラバーストを打たれてもなんとか耐えて、こだわる技の切り替えや威嚇を入れる役割を残しながら、蜻蛉返り+スカーフコライドンで縛ることができるのが本当に強かった。
技は、妖テラスポケモンや高耐久ポケモンの身代わりを確実に割るフレアドライブ、黒バドレックスへの打点かつゴツゴツメットやスカーフを叩いてバドコライの通りを良くする叩き落とす、最強技蜻蛉返り、ハバタクカミ等高速アタッカーのSを下げてバドコライで上から縛るための地均しで完結していた。アルセウスに起点にされないための嫉妬の炎もちょっと面白そうだが、ラムのみ持ちや炎テラスが多いことを考えると面白いというだけで終わりそう。
ガオガエンのテラスは、コライドンのスケイルショットに耐性を得られるフェアリーとした。Sを上げられると試合が終わるような場面がかなり多く、大活躍だった。

ヌチゲモ@シルクのスカーフ
テラス:ノーマル
技:ブラッドムーン/ハイパーボイス/瞑想/月の光
実数値:220(252)-*-147(52)-178(52+)-104(148)-73(4)
調整:
HB:A特化ホウオウのブレイブバードを確定2耐え、A特化ウーラオスのインファイトを確定耐え
HD:C4振りアルセウスの等倍プレート裁きの礫を確定2耐え
C:余り
破壊神その3。
元々はさらに火力に振り、ブラッドムーンでH振りホウオウに確定2発を取れたり、+1テラスブラッドムーンでワンパンできたりする調整を使っていた。しかし、ホウオウやディンルーを瞑想1積み状態で突破後、半分ほど削れたヌチゲモが眼鏡でない黒バドレックスのサイコキネシスで倒されてしまう場面が多く、不便に感じたため、耐久に寄せた。その結果、黒バドレックスも襷まで削ることができ、逆に倒されたら眼鏡と断定してスカーフコライドンで縛る、という動きをすることができた。副産物として受けループの悪アルセウスに対しても行動保障を得ることができた。
レギュHでもシルクヌチゲモは愛用していて、その時からヌチゲモで理不尽に受けを破壊する快感の虜になっている。しかも今回は裏がママンボウみたいなちいかわではなく眼鏡黒バドとコライドンという殺戮兵器なので、快感も一入だった。

テツノワダチ@きあいのタスキ
テラス:ノーマル
技:地均し/叩き落とす/がむしゃら/ステルスロック
実数値:165-155(180)-140-*-100(76)-173(252+)
【修正後:165-163(244)-140-*-100(76)-165(188+)】
調整:
D:C187ハバタクカミの祟り目を確定2耐え
キラフロルなどサイクルが厳しいときなどに初手に投げて対面選出する枠。
初手にステルスロックを撒くテツノワダチは、ブーストエナジーが一般的だが、地均し+ステロで確実に2回行動して裏のコライバドに繋ぐことを優先して気合の襷で採用した。
調整としては、襷ハバタクカミに対してステルスロックを撒きつつ倒せるように、Aを削ってDを振ったが、地均しの火力が必要な場面がそこそこあったので、Aはできるだけ削らずにSを削った方が良かったかもしれない(例えば、耐久振り残飯黒バドレックスの身代わりが割れない可能性が高くなる)。
追記:レンタルパーティの個体の調整を【】内のものに変更しました(Dそのまま、クォークチャージでS上昇の条件でA最大)。
多分誰にも理解されないテツノワダチあるある:岩技1/2ではなく1/4なのを忘れてステロや岩技を食らったときに毎回頭がバグる

ラウドボーン@厚底ブーツ
テラス:ノーマル
技:フレアソング/祟り目/鬼火/怠ける
実数値:211(252)-*-167(252+)-130-96(4)-86
諸説枠。
トリル白バドが重すぎたので対策枠。一応毒菱+アルセウスへの選出の選択肢の1つにもなるが、テツノワダチを投げた方が安定するので、多分もっと適任がいる。
白バドだけでなくヌチゲモに対しても後投げからトリルを3ターン枯らせるポケモンの方が良さそう。
主な選出
あくまで目安で、例外はたくさんあり
一番左が初手
基本選出: ![]()
![]()
初手は
or![]()
相手に![]()
![]()
(
っぽい
)![]()
(妖)あたりがいる場合初手![]()
それ以外は初手![]()
vs
+(
(無)or
) 、ガオガエンを受け出せるポケモンが少ない場合
![]()
![]()
![]()
vs
+特殊禁伝、受けループ等コライバド両方に対して受けがいる場合
![]()
![]()
![]()
(vs![]()
の場合初手
の基本選出)
vs![]()
![]()
![]()
![]()
結果的にほぼ全ての相手にバドコライの両方を含むフルパワーの選出ができるのが強かった。
重いポケモン
最終日当たった中には、これには絶対勝てないみたいなポケモンはいなかったが、重めなのは
・スカーフコライドン
・鉢巻ホウオウ
・龍舞アルセウス(タイプ・テラス次第)
あたり。特にスカーフコライドンに関しては初手で黒バドレックスをワンパンされると試合が終わりかねないのだが、幸い最終日はほぼ当たらなかった。鉢巻ホウオウに関しては初手ヌチゲモが打ち負けるのが苦しいが、これも最終日はあまり当たらなかった。龍舞アルセウスは結構当たったが、気合いと噛み合いで何とかなる寄り。
全体としてS36最終日の環境に噛み合う構築になったのが一番の勝因だと思う。
結果
TN バイオレット 最高最終2056 最終9位
TN EventHorizon 最高2046最終2008 最終37位


最終日の勝率8割(36-9)
3時くらいからゾーン入ってサブロムと合わせて20勝1敗とかでレート盛りまくった

TNの由来
「オンゲキ」の好きな楽曲から。サブスク早く解禁して

最後に
テラスタル環境に全く適応できずにSVシングルのランクマでは全く結果を出せずにいたが、最後に思わぬ結果を残せて嬉しい。
正直1桁は最終日の環境的噛み合いと上振れのおかげだが、2桁には余裕をもって乗せられる構築だったと思う。
自分の思考がかなり保守的なので、2桁残る期待保存をして寝て3桁に漏れるということを今までに何度もしてきたが、今回は自信が段違いだったので、2rom2桁確定しても、2rom2000に乗っても潜り続けることができた。
これでSVのランクマに思い残すことはないので、年末年始は買ったのにSVランクマに囚われたせいで手を付けられていなかったZAをまったりプレイできそう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次はChampionsで会いましょう。