院試勉強やらなんやらしないといけないのに気づいたら4月中(ダブル含めて)500戦近く潜ってました。
次シーズンから禁伝が来て参考にすることもないと思うのでさらっと書きます。
構築経緯
前シーズンから初手ハバタクカミ+(物理)+パワフルハーブブリジュラスの使い勝手が良かったのでこれを続投。物理の枠として、テラスを切って甘える痛み分けハバタクカミを最低限倒しきれて、裏のカイリューに(ブリジュラスで何とかなる程度に)起点にされないことが条件であった。まず炎オーガポンを採用。基本選出をハバタクカミ+炎オーガポン+ブリジュラスとした。
物理の2枠目として電気テラス・水流連打雷パンチ冷凍パンチアクアジェットのパンチグローブ水ウーラオスを最初は使っていたが、少なくともスタンに対してはほとんどの場合で炎オーガポンの方が展開が良く、幅広く選出できる崩し枠として毒テラス剣舞水ウーラオスに型変更。
次に、ランドブリアシレ、ランドライコ、ドヒドディンルー等のサイクルを破壊する枠として電気テラバパオジアンを採用。
最後に受けループ対策枠で悪テラ悪巧みイーユイを採用。対面構築なので残飯アカツキガチグマが重く、ほんの少しでも選出抑制できたら嬉しいという願いもある。
個体紹介
ハバタクカミ@ラムのみ
テラス:水
実数値:145(132)-*-107(252)-156(4)-156(4)-189(116+)
調整意図:
S:最速トドロクツキ抜き
技:ムーンフォース/祟り目/電磁波/挑発
初手に投げるならブーストエナジーはあまり有効な場面がなかったので他の持ち物を考えていたところ、ジャポのみとラムのみが候補に挙がった。2手目のポケモンと合わせて相手の1匹目を処理できればよいと思っていて(初手対面突破したところで相手の2手目ブーストエナジーハバタクカミに倒されるのでさほど状況は変わらない)、ジャポのみが仕事を果たす機会は少なく、相手の欠伸ガチグマをはじめ、オオニューラ、電磁波ハバタクカミ・ブリジュラス・カイリュー等、状態異常を頼りにする有象無象に刺さるラムのみが大活躍した。無視してよいか微妙な程度の頻度で当たるドーブルやビビヨンなどもこのポケモンで完封して気分が良い。このルールで初手電磁波ハバタクカミを使うならラムのみほぼ一択と思わされるくらいの活躍だった。相手の電磁波を拒否し一方的に運ゲーを押し付ける神。
また、2手目に投げても、ブーストエナジーが発動しないため相手は拘り眼鏡を警戒せざるを得なくなり、挑発や身代わりを打たれないので電磁波を刺せることに途中で気づいて2手目で投げることもあった。今期は潜りすぎて型バレで打たれることもあったが…。
終盤はヘビーボンバー持ちのブリジュラスが増加して刺さりは多少悪くなったが、それでもこの構築のMVP。
ブリジュラス@パワフルハーブ
テラス:ステラ
特性:頑丈
実数値:166(4)-*-150-177(252)-85-150(252+)
技:ラスターカノン/流星群/エレクトロビーム/メテオビーム
普通のパワフルハーブブリジュラス。剣舞水ウーラオスを返す手段として非常に強力で、(1手目何か)→(2手目甘えるor電磁波ハバタクカミ)→(3手目剣舞ウーラオス)の構築に対し、「ステロを撒かれた+ウーラオスが陽気」以外基本負けないのが本当に偉かった。ハバタクカミと襷パオジアンに弱いという欠点がかなり痛いものの、唯一無二の詰め性能を持っていた。
オーガポン@かまどのめん
実数値:175(156)-166(84+)-116(92)-*-117(4)-152(172)
調整意図:
S:最速キラフロル抜き、最速ブリジュラス抜き抜き
H:16n-1、C187ハバタクカミのシャドーボール2耐え
A:165(11n)以上の最小の偶数(面影宿し意識)
B:残り
普通の対面炎オーガポン。特に偉かった点として、物理でありながら持久力ブリジュラスに大きな削りを入れられる点と、先に少し削りを入れておけばガチグマを倒せる点、甘えるハバタクカミも対面勝てる点、の3つがあった。
水ウーラオス@パンチグローブ
テラス:毒
実数値::195(156)-198(236+)-130(76)-*-81(4)-122(36)
調整意図:
A:11n
S:ミラー意識
H:テラス時、C187ハバタクカミのムーンフォース+シャドーボールをほぼ耐える
B:残り(電気テラバーストパオジアン意識)
スタンには炎オーガポンを優先して投げるが、ディンルー入りスタン、タケルライコのいないランド絡みのサイクルにはこちらを投げた。語るまでもない強さ。
パオジアン@オボンのみ
テラス:電気
実数値:175(156)-178(172+)-101(4)-*-93(60)-170(116)
調整意図:
S:最速ガブリアス抜き
H:16n-1、A204カイリューのノーマルテラス神速をオボン込み99.7%で2耐え
HD:C176タケルライコの竜の波動をオボン込みで2耐え、ステルスロック(1/4)+C187ハバタクカミのムーンフォースをテラス時確定耐え
A:残り
技:氷柱落とし/テラバースト/氷の礫/剣の舞
普通のオボンパオジアン。サイクル破壊性能は申し分ないが甘えるハバタクカミに弱く、対面系のランドブリアシレに入っているハバタクカミによくカモられた。でも強い。
イーユイ@フィラのみ
テラス:悪
実数値:133(20)-*-127(212)-205(252+)-141(4)-123(20)
調整意図:
S:HDグライオンより速いと嬉しい
C:特化
HB:グライオンとヘイラッシャの攻撃意識でB寄り
技:悪の波動/火炎放射/身代わり/悪巧み
受けループ対策枠兼気持ち程度の選出誘導枠。持ち物は適当に混乱実を持たせたが、レッドカード毒菱ドヒドイデや毒針投げつけるハピナスにさらに強くなるモモンのみ(ラムのみが余っていないため)や、隠密マントハピナスや天然ドオーをゴリ押しやすくするピントレンズや黒い眼鏡で良かったかも。
主な選出
・基本選出(対スタン)
ハバタクカミ→炎オーガポン+ブリジュラス
・対ランド絡みのサイクル(ランドライコ、ランドブリアシレ等)
ブリジュラス→ハバタクカミ+パオジアン
HDランドロスをメテオビーム+流星群orラスターカノンで削ってハバタクカミのムーンフォースの圏内まで入れると勝てることが多い(特殊の役割集中)。
・対アローラキュウコン+積み
ブリジュラス→ハバタクカミ+(任意)
上と同様に1手目で出てくるポケモンをブリジュラスで削りハバタクカミで突破、2手目のアローラキュウコンに挑発を打つとイージーウィン。このタイプの構築への勝率は8~9割ほどあったと思う。
・対ディンルー入りスタン
炎オーガポン→ハバタクカミ+水ウーラオス
重いポケモン
キョジオーン…対策は全く考えていないがパオジアンやウーラオスで頑張れる?中盤は深夜に潜るのを避けたらあまり当たらなかったし、終盤はそもそも数が少なかった(当たっても投げられなかった)
鋼テラスタケルライコ…ブリジュラス・ハバタクカミで十分削れないのが厳しい。
後発の欠伸ガチグマ…対面構築の宿命ではあるがキツイもんはキツイ。
ヘイラッシャ…ブリジュラスとハバタクカミで頑張る。単純に上手い人が使う傾向が強いのもあるだろうが、勝率がかなり低かった。
結果
TN ふぉーす 最終4桁
TN Zitronectar 最高2066 最終2038(125位)
TNの由来
8:05時点で91位(R2066)、そこから約5分で順位を3つ落とし、最終2桁に入りきれないと思い潜ったが敗北しそこから3勝3敗。しかし蓋を開けてみると、放置していれば95位で終われたらしい...もう少し臆病になっていれば...。
最後に
今期やりすぎてポケモンに対するモチベーションが完全に削がれてしまった。そもそも5月以降ランクマをする余裕があるか怪しいので一旦引退すべき......と思いながらも多分数日後には多分禁伝でキャッキャと遊んでる。
お読みいただきありがとうございました。