【S13最終108位(R2085)】鬼に晴れテラス棍棒

ふぉーすです。12月暇だったのでそれなりの時間をランクマに費やしたら、ぼちぼちの結果が出せました。

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構築経緯

 シーズン序盤に晴れパにボコボコにされ、そのときに使っていた構築ではどのように選出しても勝てないと気づき、晴れパがスタンに対してある程度の勝率が確保できるのでは、と考えた。

 まず基本選出として、晴れの始動となる脱出パックコータス、晴れとシナジーのある高速特殊エースとして申し分ないハバタクカミ、同じく晴れとシナジーがあり高耐久ポケモンを容易に破壊できるパワーを持つ物理アタッカーの炎オーガポン、この3匹から組み始めた。この3匹で対面的なスタン構築に対してそこそこの勝率を確保できた。

 しかし、これだけでは重いポケモンは多い。まず、ドヒドイデが崩せないため、ドヒドイデと組まれることも多いキョジオーンにも強く、またドヒドイデを出さずに対面選出をされる場合にも十分役割を果たせるガチグマ(アカツキ)を採用。

 炎オーガポン・コータスを上からワンパンし得る、岩オーガポン・メテオビームテツノドクガが重いため、オーガポンが選出できない際にこれらに対して上からの強い圧力をもつ高速物理エースとして、鉢巻トドロクツキを採用。

 ここまでの5匹で、重いポケモンは何匹かいるものの、そのポケモンを対策するよりも選出誘導をした方が勝率を確保できそうだと感じた。具体的には、初手のコータスに対し、相手の炎オーガポンに岩石封じを打たれると相手のオーガポンを削れないまま交代を強制され苦しい展開になるので、炎オーガポンへの強い圧力のあるバサギリを採用。

(余談だが、レート2000までは、ヒスイドレディアを6枠目に入れていた。DLCトリプルアクセルとはやてがえしを習得し、鋼テラスまで合わせて相手の鋼テラ、ノマテラ、飛行テラどのカイリューにも対面勝てたり、エナジーハバタクカミを珠ソーラーブレードで上からワンパンできるなど、思っていた以上の活躍をしていたが、トリプルアクセルが当たらない、ゴツメカイリューが無理等の理由でクビになった。)

 

 

個体紹介

コータス@脱出パック(草テラス)

オーバーヒート/フレアドライブ/ステルスロック/欠伸

実数値:177(252)-105-161(4)-105-134(252+)-22(-)

構築の核。「初手に投げ、晴らし、何でも一発耐えてオバヒで削って帰る」のが主な仕事なので、低い特防を補うHD特化。これにより、

  • C特化ガチグマの大地の力→25%乱数一発(C特化でない場合も多いので、体感では急所も込みで15回に1度程度しか落とされなかった)
  • C特化眼鏡イーユイの悪の波動→確定耐え
  • C特化眼鏡イーユイの炎テラス火炎放射→25%乱数一発
  • C特化キラフロルのパワージェム→確定耐え

と、特殊に対しても行動保障を得る。また、オーバーヒートのダメージで相手のポケモン(特にカイリュー、ハバタクカミ)の振り方や持ち物を推定して交代するポケモンを選ぶことも多いので、ダメ計は必須。オーバーヒート・ステルスロック・欠伸は確定としてあと1枠には、瞑想ハバタクカミに起点にされない、トドロクツキの身代わりを割れる、自主退場が可能になる等の理由でフレアドライブを採用。

炎オーガポン@竈の面

ツタ棍棒/岩石封じ/電光石火/甘える

実数値:167(92)-165(76+)-123(148)-*-117(4)-154(188)

調整:

S:準速イーユイ+2

A:最低限(11n)

B:Dより優先、水流連打の乱数がずれるライン

破壊神(鬼)。晴れ下の炎テラス+1ツタ棍棒は「山」を破壊するパワーを持ち、タイプ相性を超越し得る。具体的には、以下全て晴れ下として、

コータスのオーバーヒート + テラス+1ツタ棍棒

  • 等倍ディンルーを基本落とせる(この動きをS13中50回以上行ったが、耐えられたのは食べ残しディンルーが1度のみ)
  • BD無振りカイリューに対し、ダメージが170~200(カイリューがASなら確定1発)

テラス+1ツタ棍棒

  • H252振りガチグマを確定1発(A特化ウーラオスインファイト耐え調整であるH220-B147でも確定一発)
  • H252振りカイリューステルスロック込み12.5%乱数一発
  • 無振りトドロクツキを確定一発(耐久振りでも石火込みで落とせる)
  • 無振りウーラオスに対し80.0%~94.2%(石火込みで落とせる)
  • 無振りテツノカイナ(チョッキ想定)を確定一発

テラス±0ツタ棍棒

テラス-1ツタ棍棒

  • B252振りハバタクカミに対しダメージが142~168(甘えるを押されても落とせることが多い)

このように、ツタ棍棒+電光石火で半減でもゴリ押していけるので、草技は不要だった。残り2枠には、対面性能を上げ、カイリューの素早さを上げさせない岩石封じと、カイリューを主とする物理積みポケモンの起点回避のために甘えるを採用した。

ハバタクカミ@拘り眼鏡(フェアリーテラス)

ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/パワージェム

実数値:135(36)-*-97(172)-170(116)-156(4)-195(180+)

調整:

H:C特化ガチグマのブラッドムーン+真空波をほぼ耐え

S:(晴れ下で最速+2カイリュー抜きハバタクカミ)+1

C:相手のハバタクカミをシャドーボールで基本倒せる(D4振りに対するダメージが(150~176)

HB:ステルスロック+A特化パオジアンの不意打ちが12.5%乱数1発

コータスに次ぐ選出率の高速エース。

打ち分けしたい場面も多く、テラスをステラにするのも選択肢の1つではあったが、眼鏡でないと火力が足りず、またフェアリーテラスでないと悪ウーラオスが重かった。

ハバタクカミミラーのS勝負で勝敗が決まる場面も多く、最速ではないが厚く振っている。

ガチグマ(アカツキ)@オボンのみ(ノーマルテラス)

ブラッドムーン/大地の力/ハイパーボイス/真空波

実数値:219(244)-*-147(52)-193(164+)-87(12)-77(36)

調整:

HB:A特化ウーラオスインファイトを確定耐え

S:ミラー意識でちょっと速め

HD:臆病ハバタクカミのムーンフォースをオボン込み2耐え

キョジオーンやドヒドイデ等を見せポケとして対面選出をするような構築が一定数いる環境なので、対面も崩しも行えるという点で非常に信頼しているポケモン

調整はS11,12のものをそのまま流用。ウーラオスインファイト耐え調整がそのまま活きることはなかったが、カイリューのスケイルショットを受ける機会が多く、オボンとHB寄りの振り方が生きる機会は多かった。

トドロクツキ@拘り鉢巻(鋼テラス)

はたき落とす/逆鱗/アイアンヘッド/蜻蛉返り

実数値:181(4)-187(220)-95(28)-*-122(4)-188(252+)

調整:古代活性でS上昇

オーガポンの通りが悪いときに選出する。対受けループに対しても強く、クレベース厚底ブーツをはたき落としコータスでステロを撒く展開で勝つことが多かった。

テラスはカイリューのスケイルショット・神速、ハバタクカミのムーンフォースを半減する鋼。

バサギリ@気合いの襷(草テラス)

岩石アックス/ダブルウイング/インファイト/フェイント

実数値:145-187(252)-116(4)-*-90-150(252+)

選出誘導枠で、選出するのは晴れ+バサギリミラーのみだった。故に最速。

 

 

選出

基本選出:

初手コータス+炎オーガポン+ハバタクカミ

 

炎オーガポンが出しにくいとき(テツノドクガ、岩オーガポン等)、対受けループ:

初手トドロクツキ+コータス+ハバタクカミ

or

初手コータス+トドロクツキ+ハバタクカミ

 

対キョジオーン・ドヒドイデ

初手コータス+ガチグマ+ハバタクカミ(たまにトドロクツキ)

or

初手ガチグマ+コータス+ハバタクカミ(たまにトドロクツキ)

 

テツノカイナ・ディンルーがいる場合は極力炎オーガポンを投げたい

 

 

重めのポケモン

・コノヨザル

シーズン中盤に爆発的に増えたが、終盤はあまり当たらなかったので、雰囲気で誤魔化した。

キノガッサ

気持ち程度に、コータスを草テラスにしているのと、バサギリにダブルウィングがある。

・ヒスイドレディア@珠(in 晴れパ)

ステロを撒かれるとコータス以外ワンパンされる。

・オオニューラ

気合で寝ないように頑張る

 

 

結果

TN ふぉーす 最高2052 最終宇宙

TN Binary Star 最高最終2085 108位

「蒼炎」予選6勝1敗、5位抜け、決勝トーナメント(BO3)1没

4日に予定があったのと、ワンチャン最終2桁あるかもしれないという希望でこれ以上潜れなかった。いつか2桁とレート2100を...。

お読み頂きありがとうございました。