S11お疲れさまでした。構築の完成度はあまり高くありませんが、自分が苦手な対面構築に挑んだこと、最近記事を書いていなくて書きたくなったこと、スカーフカイリューという変なポケモンを使ったこと、の3つの理由で軽めな構築記事を残すことにします。
(以下常体)
(しばらくレンタル残します)
1. 構築経緯
中盤までに適当にランクマに潜っていたところ、耐久振り炎オーガポン、エナジー電磁波祟り目カミ、襷水ウーラオスの3匹がそれぞれ対面性能が高いと思い、ウーラカミポンと並べるだけでそこそこ勝てたので、これを軸に組み始めた。
まず、チオンジェン、ドヒドイデ、キョジオーン、ヘイラッシャ辺りの受けorサイクル構築への対策枠を考えた。いくつか変なポケモンを試したが、そもそもこれらのポケモンを選出されない場合も多く、結局スタンダードなノーマルテラスアカツキガチグマが汎用性を損なわずに対策枠として最低限機能した。
次に受けループ対策枠を考えた。そのときにちょうどクワガノンを受け対策で入れている記事を見つけたのでこれをそのまま採用させて頂いた。
早退のクワガノン - Rorina114514’s blog
(無断でリンクを記しているので問題があれば削除します)
最後に、テラスタル前提でエースとなれるポケモンを考えた。ここで、クワガノンが一般的には初手に出してねばねばネットを撒くポケモンであるという性質上、初手にクワガノンをワンパンできるポケモンを置かれることが多かった。特に、炎オーガポンを置かれることが多く、それを誘い殺したいと考えた。そこでスカーフ飛行テラバカイリューを思いつき採用した。
2. 個体紹介
オーガポン@かまどのめん
実数値:175(156)-151(84)-128(188)-*-117(4)-154+(76)
ちょっと速めの耐久振りオーガポン。麻痺した最速エナジーカミや準速ウーラオスを抜くために速めにした。A+1陽気カイリューのカイリューのスケショ5回を耐える確率を上げるために陽気にしてBに厚く振った。カイリューを主としたドラゴンへの削りと襷悪ウーラオスを石火圏内に入れるために岩封ではなくじゃれを採用した。
クワガノン@たべのこし(鋼テラス)
10万ボルト/ハサミギロチン/電磁波/身代わり
実数値:188(252)-*-133+(88)-165-116(168)-63
先述の記事の調整をそのまま拝借。受けループとドヒドイデ・チオンジェン等に選出した。受けループ、特に純正にはeasywinを拾えた。ドヒドイデやチオンジェンが選出されずに腐り気味になることもあって、その場合ギロチンや電磁波を振り回さざるを得なくなっていたので選出するかどうかの判断が難しかった。
テラバースト/逆鱗/地震/けたぐり
実数値167(4)-186(252)-115-*-120-145+(252)
びっくり枠。SVで過去2回くらい、「スカーフカイリュー強くね?」という天啓が降ってきたことがあってその時は2回ともほぼ活躍せずに終わってしまった。今回は最初はあまり期待してなかったが、使ってみるとそこそこ活躍してくれた。炎オーガポンだけでなく、脳死で命を懸けてくるコノヨザルにも奇襲をかけられる。初手に出すことが多かったが、龍舞ケアでカイリューに先制技は打たれにくくマルスケが潰されにくいので裏から出しても良い。使ってて楽しい型だった。
ガチグマ(アカツキ)@オボンのみ(ノーマルテラス)
ブラッドムーン/大地の力/ハイパーボイス/真空波
実数値:219(244)-*-147(52)-194+(172)-86(4)-77(36)
調整:特化ウーラのインファ確定耐え、ミラー意識でS速め
破壊枠なのに対面性能も高いハイスぺポケモン。ゆえに受け・詰ませポケモン等を選出されなかったとしても腐らない。
ハバタクカミ@ブーストエナジー(水テラス)
ムーンフォース/祟り目/電磁波/挑発
実数値:137(52)-*-100(196)-156(4)-156(4)-205+(252)
調整:A252無補正オーガポンのツタこんぼうを最高乱数切り耐え、ツツミのフリドラ+ドロポンをほぼ耐え、最速
普通の電磁波カミ。強いて言うならミラーで速い方が確率的に圧倒的に有利なので最速にした。後続のサポートという大義名分の下数々の運勝ちを引き起こした。別に全部動かれても普通に強い。
実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163+(252)
インファではなくドレインパンチを採用している襷悪ウーラが増加していたので、水でも強いのではないかと考えたが、かなり強かった。少し削れても襷を回復できたり、ミラーでこちらの水流→相手のインファの後、多くの場合次に水流を打たれたので、ドレパンを打つと対面勝てる。この動きと麻痺したエナジーカミを抜くために最速にした。また、基本選出がウーラカミポンとテラスをあまり必要としないので、カイリューの神速をすかす以外にもゴーストテラスを切る機会は多かった。
3. 選出
正直、刺さっているポケモンを適当に3匹選んで投げていたので、例外は無限にある。
基本選出:初手ウーラカミポンガチグマから3匹、ウーラカミポン多め、初手ウーラ多め
コノヨやサケシ入り:初手カミ、裏ウーラポンガチグマから2匹 ※コノヨには初手カイリュー投げも多かった
炎オーガポン入り対面スタン:初手カイリュー、裏ウーラカミポンから2匹
サイクル系、チオンキョジドヒド辺りの軸:ウーラカミカイポンから2匹+ガチグマ
受けループ:クワガノン@2
4. 結果
最終レート2050(216位)
サブロムは宇宙
5. 最後に
8月から対面構築に挑戦してきたが、結局噛み合いと運ゲーから十分抜け出すことが出来ず残念。とはいえ苦手な新ルール1か月目で最低限の結果を残せたことと、構築に工夫を凝らしてある程度勝てたことには満足している。
お読みいただきありがとうございました。
Special Thanks
一緒に最終日合宿をした京ポケの魑魅魍魎たち